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駒の使われ方

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ここでは、多くの対戦者が駒をどのように使っているか解説します。

基本的な使われ方を知っていれば、対戦時の参考になるはずです。もちろん、ほかの使われ方もありえるので、注意が必要です。

将官

大将と中将は攻め・守りともによく使われます。少将は総司令部近くに置かれる事が多いです。

大将は一度駒を当てた相手の駒に向かってくることが多いです。それは、唯一負ける駒「スパイ」ではないことを確認して使っているということです。

中将はスパイと共によく使われます。それは中将が負けた駒は「大将」一つで、それに勝つことができるのはスパイ一つだからです。

大将と中将は共に強い駒ですが、動きに違いが出てくる可能性があります。大将は、何も当てていない敵の駒を警戒したり、中将は、スパイと一緒に行動しようとすると動きに制約がでてきたりします。

佐官

佐官の使い方は二つに分かれます。序盤から積極的に使用するか、終盤まで温存しておくかです。

攻めに使う場合は、尉官などを倒し相手の駒数を減らしたりします。突入口に置かれる場合もあります。特には大佐が多く、その場合は工兵と共に用いられます。それは大佐が負けて工兵が勝てばその駒は「タンク」、工兵も負ければその駒は「飛行機以上」ということがわかるからです。

温存する場合は、将官や飛行機が相殺する戦いになった場合、優位に戦いができるためです。総司令部の占領を目指すこともできます。ただ、タンクには気をつけなければいけません。

尉官

尉官は様子見に使われることが多い駒です。地雷やスパイや工兵の確認によく用いられます。

尉官をうまく使うことができれば、ほかの駒が生きてきます。

飛行機

将官以外だと思われる駒に飛んできたり、総司令部に飛んでくる場合があります。

また、将官が相殺するまで温存されることも多いです。

タンク

序盤から終盤まで主に攻めに使われる駒です。タンクが負けた駒に尉官などのほかの駒を当て、工兵かどうか確認する動きが良くみられます。

工兵

佐官、特に大佐と共に使われることがあります。タンクの確認のためです。

工兵は勝つ駒が「タンク・地雷・スパイ」と限られているので、それらを倒すために使われます。

地雷の場合は、動いていない駒や総司令部に当ててくることが多いです。

あとはスパイと思わしき駒に当てることです。横に何コマでも動けることを有効に利用することが多いです。

騎兵

騎兵は勝てる駒が少ないので、前に2コマ進めるという利点を有効に使われることが多いです。タンクと共に使われたり、相手の駒の隙を見て、総司令部の地雷などの確認に使われます。

スパイ

主に中将と共に使われます。突入口に中将、その隣にスパイが置かれるケースは多いです。

また大将が近づくまで動かないことがほとんどです。

地雷

総司令部によく置かれます。それは地雷に勝つ駒は総司令部に入っても占領できないからです。

軍旗

突入口の隣や司令部付近によく置かれます。

後ろに置かれる駒は、将官、飛行機、地雷がほとんどです。

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