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手数計算の基礎(その1)

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今回は、こちらに相手の駒を倒す駒がいない時、駒数を生かして敵陣の総司令部の占領を考えていきます。

図1

相手は大将のみ、こちらは中将と少将の二枚の駒です。大将を倒す駒はありません。

相手の駒が一つ、つまり大将がずっと総司令部に居られないことを利用して、中将か少将で占領する方法を考えてみましょう。

この場面からこちらが先手の時と後手の時で、相手の総司令部を占領し勝つことができるでしょうか。相手・味方の駒を動かしてみて、占領までの手順を確認してみましょう。


図2

突入口突入口
総司令部

図2は図1に比べて相手に駒が増えました。その駒にはまだこちらの駒が当てられていなく、動いてもいません。つまりどんな駒か一切わかりません。

次にあげていく条件で占領できるか考えてみましょう。先後の違い、和睦要求をした・された時、占領するために追加する条件等を確認していきましょう。

地雷・軍旗
これらの駒は動くことがありません。軍旗の場合には後ろに相手の駒(大将)がいないときはどの駒でも勝つことができます。
中将・少将
こちらの中将を当てると相殺か勝ち、少将を当てると負けか相殺します。占領できる駒なので注意が必要です。
佐官
こちらのどの駒でも勝つことができます。将官と同じように占領できる駒です。
その他の駒
勝つことができ、占領されることもできません。だた飛行機や工兵など特殊な動きをする駒もあるので注意が必要です。


手数計算をしてみる/手数計算の基礎(その2)/手数計算の基礎(その3)

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