close

手数計算の基礎(その2)

ツイート

上の陣の手番です。駒の動かし方によって手数が変わることを理解してください。

1.相手(下の陣)の大将に自分(上の陣)の大将を当てた場合、大将同士が相殺し、次は相手の手番になります。

2.大将を動かさずに少将を動かした場合、相手の大将が総司令部に入ると、司令部にある大将と相殺し自分の手番になります。相手の手番になるまでにもう一回少将を動かすことができます。

1と2を比較すると、大将が相殺した後相手の手番になるまでに1では動いていないのに対して2では2コマ動いているので、1より2のほうが2手得をしていることがわかります。


総司令部

この図も上の陣の手番です。

1.大将を相手の大将に当てる場合、大将同士が相殺し、相手の手番になります。

2.大将を総司令部に入れる場合、相手の番で大将を総司令部に入れると大将同士が相殺し、自分の手番になります。

1と2では、2のほうが1よりも上の陣側が一手得していることがわかります。


総司令部
突入口突入口
総司令部

発展!

先後どちらでも手前が勝利(少将で占領)できる。その手順を確認してみよう。


手数計算をしてみる/手数計算の基礎(その1)/手数計算の基礎(その3)

軍人将棋講座[戻る]