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実戦で駒を読む[守り]

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実戦の対局盤で相手の駒を読んでいきます。便宜上盤の右半分だけ使います。説明しやすいようにこちらが一方的に守り、相手が攻める形になります。またどちらかの手だけ数手進むこともあります。

図1

突入口

初期配置です。

図2

突入口

相手の駒が突入口の中尉を倒しました。

相手の駒は、大尉、佐官、タンク、飛行機、将官のいずれかです。

図3

突入口

中尉に勝った駒が飛行機に当たり、飛行機が勝ちました。相手の駒は、大尉、佐官、タンクであったと考えられます。

図4

突入口

相手の駒が動き、味方の飛行機の駒に当たり、勝ちました。

相手の駒は、将官、飛行機以外です。

発展!

二度目に当たった駒はなんだったか推測してみよう。

飛行機に当たった駒の組み合わせを考えてみよう。

図5

突入口

相手の駒が大佐に当たり、味方の駒が負けました。

相手の駒は、将官、飛行機、タンクのいずれかです。

図6

突入口

大佐を倒した相手の駒が動き、工兵に当たり、味方の工兵が勝ちました。

大佐を倒した駒は、タンクということがわかります。

図7

突入口

相手の駒が動き、工兵に当たり、味方の工兵が負けました。

相手の駒は、スパイ、工兵、タンク以外の駒です。

図8

突入口

工兵を倒した駒が動き、地雷に当たり相殺しました。

相手の駒は飛行機、タンク、工兵、スパイ以外の駒だったということがわかります。

発展!

タンクの後に動いた駒は何であるか推測してみよう。

図9

突入口

相手の駒が動き、味方の少尉2枚を倒しました。

相手の駒は工兵、騎兵、スパイ以外の駒です。

図10

突入口

相手の駒が駒を超えて進み、味方の総司令部の地雷を倒しました。

相手の駒は飛行機です。

図11

突入口

大将が動き、総司令部にいる飛行機を倒しました。

図12

突入口

味方の総司令部の隣にいた駒が動き、大将に当たり、倒されました。

相手の駒は、大将、工兵、騎兵、スパイ以外の駒ということになります。

発展!

大将に当ててきた相手の駒はなんであったか推測してみよう。

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